2022年Field Dayコンテスト

名古屋大学アマチュア無線研究会は、年に数回、移動運用を行ってコンテストに参加しております。この記事では、8月上旬に参加したフィールドデーコンテストの様子をご紹介いたします。

3年ぶりの運用体勢

今回は3年ぶりの「泊まりでの」移動運用となりました。2020年に始まったコロナ禍はYKAの活動に大きな影響をもたらし、感染対策や大学側からの活動制限により一昨年は運用不可、去年は日帰りでの運用でありました。ただし、コロナ禍以前と全く同じというわけにはいかず、人数を絞った上で運用設備も簡素化し、2バンド部門での参加とすることといたしました。また、参加者の半分以上が徹夜運用は初めてであったため、2バンドのうち片方に補助メンバーを置き、何かあった場合にはすぐにサポートをすることができるようにいたしました。

運用記録

常置場所出発前、参加者+αで名大近くの牛丼屋に向かい、全員で同じ色の牛丼を食べて決起集会を行いました。

チーズ牛丼の画像

Instagramより
運用地到着後、アンテナの設置およびテントの設営を行いました。上述のとおり人数を絞ってでの運用のため昨年以上に作業が大変でした。

アンテナの画像

このアンテナを地上約5mの高さに設置します


運用準備を終えるとすぐにコンテスト開始時間となり、前半組は運用開始、後半組は就寝しました。夜間は光につられてたくさんの虫が入ってきたため、ノイズと虫と眠気との戦いでありました。日の出後は気温が急に上がり、さらに暑さが加わりました。

8月の気温が高い中、直射日光を浴びる上に感染対策でマスクが必須であったため熱中症が心配されましたが、昨年と同様、交代で休憩を取ったり、こまめに水分補給を行ったり、久々の(初めての)夜通し運用による高揚感があったりしたため、傷病者は0人で帰還することができました。「ウィズコロナ」の時代へと移り変わり、活動制限が少しずつ緩まっていますが、今後も対策をしっかりしつつたくさんのコンテストに参加したいと思います。

de JR2XKM